ピンタレスト広告の特徴まとめ
今回は日本でも6月からついに広告配信可能になったピンタレスト広告について解説していきたいと思います。
ピンタレストとはインテリア・ファッションのアイデア発見ツール
ピンタレストはインスタと同じようにユーザーが気に入った画像や動画が数多く掲載されており、投稿自体を「ピン」と表現されています。。インスタと異なるのは検索性です。検索キーワードはもちろん、優れた画像解析により特定の画像に近しい類似投稿を自動的に表示してくれます。そのため、自分が気に入った投稿が自動的にたくさんホーム画面に並ぶ仕組みになっており、インテリアやファッションのアイデア発見ツールと呼ばれています。
日本におけるアクティブユーザー数は約870万人
FacebookやTwitter、インスタには劣るものの、着実にユーザー数は増えており、今後の成長率も期待できるでしょう。
コロナ禍に「Pinterest」が急成長した理由--前年比で利用者1.6倍、料理レシピ探しにも - CNET Japan
ピンタレストの上位検索の 97% が一般キーワードで検索されている
下記記事では以下のように記載されています。
これまでは私たちは気になる情報があればGoogleなどの検索エンジンで検索するのが一般的でしたが、今後はピンタレストで検索することが増える可能性も十分にあります。詳細は後述しますが、例えば特定のキーワードで検索したユーザーに広告配信が可能なので、クリック率・獲得率も一定期待できそうです。
また、 Pinterest が企業にとって効果的なプラットフォームである理由は、何かを購入しようとしている一方で、購入先のブランドをまだ決めていないユーザーにアプローチできる点にあります。実際に、Pinterest の上位検索の 97% がブランド指定のない 2~3 語のキーワード(例「スニーカー 白 メンズ」など)となっており、ユーザーの大部分は検索の際に特定のブランドの名前を入力していません。つまりPinterest は、購入の意思がある一方で購入先までは決めていない潜在顧客と、ブランドがより効率的に出会うことができる、数少ないプラットフォームのひとつと言えます。
Pinterest が日本で広告事業を開始。また Shopify とのパートナーシップも拡大いたします。|ピンタレスト・ジャパン合同会社のプレスリリース
ピンタレスト広告の特徴
■キャンペーン目的
認知:ブランド認知度・動画視聴回数
比較検討:検討促進
コンバージョン:コンバージョン数・カタログ販売
■クリエイティブの種類
画像:1枚の静止画で表示される
カルーセル:複数の静止画を組み合わせて作成しスワイプ形式で表示される
動画:1つの動画が表示される
コレクション:Facebookと同様に上部にメイン画像1枚、その下に画像を3枚配置できる
ショッピングアド:データフィードを活用した広告フォーマット
■ターゲティング
オーディエンス:サイト訪問ユーザーや顧客リスト、類似ユーザー
インタレスト:特定のトピックに興味があるユーザー
キーワード:特定のキーワードで検索したことがあるユーザー
属性:「性別」「年齢」「場所」「言語」「デバイス」等を指定
プレースメント:ホームフィード、検索結果など広告表示場所を指定
まだローンチされたばかりなので、広告配信の機械学習の精度は高くないですが、出稿する広告主が少ない今CPMやCPCは低い可能性があります。ぜひチャレンジしてみましょう。