【BtoB事業主様必見】マイクロソフト広告を徹底解説

マイクロソフト広告が日本で今年ローンチされ、今も注目を浴びている媒体の1つです。今回はそんなマイクロソフト広告に焦点をあて紹介していこうと思います。

 

マイクロソフト広告とは

マイクロソフト社が提供するリスティング広告で、Bingの検索結果ページやMSN面などに配信できる媒体です。これまではYahoo広告経由でBingに広告出稿できますが、Bing以外にも同時に配信されており、Bing単体には配信できませんでした。しかし、マイクロソフト広告はBingのみにも広告配信が可能です。

 

どのような面に配信できるのか

前述と重複する部分ありますが、以下の配信面に広告出稿可能です。

①Bingの検索結果ページ

Microsoft Edgeのスタートページ・タブページ

Microsoft Outlook

④MSN

Microsoft Edgeのスタートページ・タブページやMicrosoft Outlookに出稿できるのはこのマイクロソフト広告のみであり、例えばビジネスパーソン向けのBtoB商材などは相性が良さそうですね。

 

どのようなターゲティングができるか

・年齢・性別ターゲティング

・地域ターゲティング

・デバイスターゲティング

・LinkedInプロフィールターゲティング

大学や企業・業種業態などを指定して配信が可能。これがターゲティングできるのがマイクロソフト広告の特徴の一つです。

・購入意向が強いユーザー

マイクロソフトAIを活用した独自のターゲティング機能を活用し購入意欲が高いユーザーを自動で判別し優先的に配信してくれます。

 

どのような広告FMT(種類)があるのか

・テキスト広告

・ショッピング広告

・ディスプレイのネイティブ広告

 

また広告表示機能としては以下のようなオプションがあるようです。

・送料無料バッジ

・CTA表示オプション

・動画表示オプション

・マルチメディア広告(画像表示オプション)

 

ショッピング広告配信できるのは特徴的です。現在Google広告は配信できますが、yahoo広告は配信できません。マイクロソフトWindowsは主にビジネスマンが利用しているので、PC周辺機器などのECサイトであればピッタリな種類の広告ではないでしょうか。

 

キャンペーンの設定方法

GoogleFacebookの広告をインポートしてキャンペーン入稿/設定が可能。

自動インポート機能が導入されており、1から入稿せずとも検索・ディスプレイともにGoogleFacebookの広告をそのままマイクロソフト広告として配信可能です。

広告媒体としては後発ということもあり、既にGoogleやFacbook広告を実施されている点を考慮しこのような機能が搭載されていると推測されます。他媒体とシームレスに連携されているのが魅力ですね。

 

マイクロソフト広告の特徴整理

これまでの説明を踏まえると、特徴は以下の4点です。

Microsoft Edgeのスタートページ・タブページやMicrosoft Outlookに配信可能

Google広告以外でショッピング広告を配信できる

・LinkedInプロフィールのデータを用いたターゲティングがある

GoogleFacebookの広告の自動インポート機能搭載

 

BtoB商材を扱う事業会社様にオススメ

前述の特徴を踏まえると、BtoB向けの商材を提供している事業会社様にオススメな媒体だと思います。社員向けの福利厚生サービスや業務管理ツール、PCのレンタルリース、電子機器や文房具などの物販を扱う広告主にはピッタリではないでしょうか。ここまで明確にBtoB向け商材に適した広告媒体は多くないので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

期待できる効果

ローンチしたばかりということもあり、低CPCで配信できる可能性が高いです。

また商材によっては他の媒体よりもCTRやCVRが高い結果になるかもしれません。

今回の特徴踏まえて、特にBtoB向けサービスの事業会社様は出稿を検討してみてください。

LINEショッピング広告とは

LINEショッピング広告とは

アフィリエイト広告の1種でLINEショッピング上に広告配信が可能です。ユーザーは広告主の商品を購入することでLINEポイントをゲットできることが最大の特徴です。

 

LINEショッピングの特徴

①配信面

ファッションや雑貨など出店数約250社、商品点数1億点が掲載、会員は既に3,000万人を突破しているショッピングサイトです。

 

②ユーザー層

ユーザーの属性は男女比率3:7で女性となっており、

年代の割合としては(25-34歳:39%、35-44歳:39%)と年齢層が高めのユーザーが多いようです。

 

LINEポイントの活用

LINEポイントで「LINEスタンプ」や「LINEミュージック」などLINE社が展開するサービスでの購入時に使用できるほか、「LINE Pay」に加盟するリアル店舗での支払いにも対応できるようです。



LINEショッピング広告の特徴

①データフィードを活用して商品単位での広告が配信できる

Googleやクリテオのように自社の商品データを広告として配信可能です。

そのため、各ユーザーが気になった商品を購入しやすいといった特徴があるでしょう。

 

②媒体への報酬率を変えることでLINEポイント還元率が変わる

媒体への報酬率を上げることで広告露出が増えます。

またユーザーへのLINEポイント還元率が上がるため、購入率上昇が期待できます。

 

③LINEショッピングの公式アカウントでの配信が可能(有料)

オプションメニューの一つですが、LINEショッピングの公式アカウントでメッセージ配信が可能です。大量のユーザーにリーチできるため、認知拡大やサイト来訪者数増加が期待できます。

 

LINEショッピング広告で成果を最大化する方法

①検索結果で自社商品が表示されやすくなるように、データフィード項目を充実させる

商品点数1億点以上あるため、ユーザーが検索した際の検索結果画面に自社商品が表示される工夫が必要です。そのためには媒体側へ数多くのデータを返せた方が広告表示は増えますので、データフィードの項目を最大限に記載しておくことがマストだと言えます。


②必要に応じて媒体への報酬率をアップし広告露出を増やす

出店点数が約250社以上あるため、いかに自社商品の認知度を上げるか(広告露出を増やす)が一番の肝です。そのためにも配信初動やキャンペーン・セールに合わせて一時的に報媒体への酬率を上げて広告露出を定期的に増やす取り組みが必要でしょう。

 

③LINEショッピングのTOP面にバナー出稿するなどオプションメニューを活用し広告露出を増やす

前述のとおり、LINEショッピング広告にはいくつかのオプションメニューが存在します。費用はかかりますが、認知度アップのためにも必要に応じて実施すると広告露出が増え購入率も上昇することが期待できます。

Googleの新キャンペーンであるパフォーマンスマックスとは

パフォーマンスマックとは

検索・ディスプレイ・Youtube・Discover・GmailGoogleマップなど1つのキャンペーンからGoogleが持つ全ての配信面に網羅的に配信できる新キャンペーンです。

 

これまでは検索・ディスプレイ・Youtube動画等、いくつかキャンペーンを別々に分けてましたが、これをすべて統合する形になります。

 

検索であれば動的検索キャンペーン・ディスプレイ広告であればスマートディスプレイ広告など各キャンペーンにおいて配信の自動キャンペーンは存在してましたが、さらにそこからアップデートし、検索・ディスプレイ問わず1つのキャンペーンで配信する手法です。

 

パフォーマンスマックの特徴

①キャンペーン統合により複数のチャネル(検索・ディスプレイ)に対して1つのキャンペーンから入札できる。

これまでは、検索・ディスプレイなどのキャンペーン単位で入札される仕組みであったため、入札も別々で行われておりました。そのため、同じユーザーに広告配信するにしてもキャンペーンが別だったゆえに、ある意味過剰に入札されていました。

しかしながら、1つのキャンペーンから配信されることにより、ユーザー行動を踏まえた上で最適なタイミングや入札価格で広告を配信できることになります。

 

②複数のチャネルを跨いだ機械学習が可能

前述に関連しますが、これまではキャンペーンが別れたいことにより機械学習もそれぞれのキャンペーン内で最適化されてました。パフォーマンスマックスを活用することでチャネルを跨いだ機械学習が可能になり、最適なタイミングやチャネルで広告配信ができます。

 

Googleが持つ全ての配信面に対して網羅的に広告配信が可能

網羅的に配信されることで広告としての機会損失が減り、全体のデータを活用しながら広告効果が最大化されることが期待できます。



パフォーマンスマックの特徴を踏まえたメリット・デメリット

メリット

機械学習の向上よる広告効率(CTR/CPC/CVR)改善が期待できる

1つのキャンペーンで配信されることで、各ユーザーの行動に応じて最適な入札価格・配信タイミング・配信面で広告表示が可能です。これにより効率が改善される可能性があります。

 

・通常の検索・ディスプレイキャンペーンよりも優先的に広告が配信できる

既存キャンペーンよりも入札時に優先的に配信されるため、表示回数の増加が期待できます。

 

・広告運用者の複雑な設定や運用調整が不要

1つのキャンペーンで自動配信されるため、予算調整など運用工数は削減できるでしょう。

またクリエイティブも自動で最適化されます。

 

デメリット

・除外キーワードが設定できない

現時点ではできないため、例えば指名キーワードを意図的に配信していない場合でも自動で出稿されます。

 

・ショッピング広告と並走させる場合、既存キャンペーンの配信が縮小する可能性がある

パフォーマンスマックスの方が優先されるため、既存のショッピングキャンペーンの配信量が減少される可能性があります。

引用元:

https://support.google.com/google-ads/answer/10732484?hl=ja



実施する場合の注意点

・除外プレースメントはアカウント単位のみで設定可能

パフォーマンスマックスキャンペーン単体でのプレースメント除外はできないようで、アカウント単位では可能のようです。

 

・配信先プレースメントの表示回数は管理画面で確認可能

検索・ディスプレイ別でのパフォーマンスは表示回数のみ確認可能です。

クリック以降のデータは現状では仕様上できないようです。

成果報酬型動的リターゲティングのRTBhouseとは

RTBhouseとは

RTBhouseとはクリテオと同様の動的リターゲティング広告です。基本的にはリタゲなのでサイト来訪者に過去閲覧した商品とその類似商品が広告として表示されます。

 

2012年にポーランドで創業され、日本法人は2018年に法人開設されております。

既にアジアを含む世界80カ国で展開され、広告主は2000と契約されているようです。

クリテオよりも後発ではありますが、95%以上のリピート率を誇っておりクリテオにも引けを取らない広告媒体です。



RTBhouseの特徴

課金形態

・成果報酬型であるため、ユーザーがCVしたタイミングでコストが発生します。そのため広告主からするとリスクがなく広告配信できるのが最大のポイントです。

 

配信ロジック

・ユーザーの来訪歴に加えて、来訪元やサイト内での滞在時間、カートに入れる際の行動などあらゆる情報を一元管理して深層学習され広告が配信されます。

タグが設置任意のモノも含める10種類以上あり、これらのより詳細なユーザー行動データから精度高いターゲティングできることが強みです。

 

ターゲティング

・パフォーマンス

主にCVを目的としたキャンペーンでリターゲティングメニューです。

サイト来訪者のCookieデータをエンジンで学習させ、よりCPA/ROASに合わせる形で配信されます。

 

・ブランド

リタゲではない新規ユーザー獲得向けのメニューです。

ブランドにとって最も関心の高いユーザーだけにリーチするコンテキスチュアルターゲティングが可能です。これはRTBhouse独自のAIがウェブコンテンツを分析して広告主ブランドと近しい配信面かつ内容に応じて広告が表示される技術です。

配信の仕組みとしては以下のようなイメージです。

①:広告主がリーチしたいカテゴリーを選定

②:RTBhouseのAIが配信先ページ内の内容や画像、文章の文脈を取得し把握

③:①とマッチした配信面のみに広告配信される

 

クリエイティブ

・パフォーマンス

サイト来訪者が過去閲覧した商品とその類似商品がクリエイティブとして広告配信されます。(下記、イメージ)

(引用元:RTBhouseの媒体資料から抜粋)

 

・ブランド

特定の商品に焦点を当てた商品をリッチ広告として配信されます



配信面

Googleやクリテオと同様に以下の配信面に表示されます。

例:Geniee/忍者AdMax/GMO SSP/DoubleClick Ad Exchange等



クリテオとの違い

①課金形態

クリテオはクリック課金に対して、RTBhouseはCV課金(成果報酬型)となっております。クリテオではクリック課金であるため大量のImpを買い付けていることによりブラウザを囲むほど広告が表示されますが、RTBhouseはCV課金であるため、大量のImpを買い付ける必要がありません。大量にImpを出してもCVしないと課金が発生しないためです。そのため、クリテオのような事象は発生しにくいと思います。

 

②配信ロジック

クリテオは機械学習

人が「成果が良い定義」を決めており、それに基づいて広告配信の学習が行われます。

(例:CTRが高い=広告主ブランドの商品に興味がある)

学習期間は短いですが、人が指定したモノ以外は学習しない特徴があります。




RTBhouseは深層学習

「成果の良い定義」から自ら行い、膨大なデータを自身で学習し見込みが高いユーザーを見出し広告効果を最大化してくれます。そのため、学習期間は長いですが、配信エンジンの学習制度は高いと言われております。

 

③他のリターゲティング広告で配信対象として漏れていたユーザーに対して配信できる

②で説明したエンジンの学習モデルの違いにより、他のリターゲティング広告で購入意欲が低いと判断されたユーザーにも最適なタイミングで配信ができます。

 

効果最大化のためのRTBhouseの運用方法

①深層学習には2~3週間かかる想定で運用する

 前述のとおり、機械学習とはことなり深層学習が100%近くなるには2~3週間かかると想定し運用したほうが良いでしょう。早い段階で成果を過小評価し日予算や入札を変更しすぎるとパフォーマンスに悪影響を与える可能性があるため注意が必要です。

②他媒体と並行して配信する

Googleやクリテオといった他動的リターゲティングと配信面は同様のため、意欲が高いユーザーを取り合っている懸念がありますが、学習エンジンが異なるため、100%被っていることはないでしょう。また前述のとおり、他のリターゲティング広告で配信対象として漏れていたユーザーに対しても配信できるため、広告全体で意欲が高いユーザーに対して網羅的に配信する意味合いで実施するのが良いと思います。

TikTok広告の特徴紹介

TikTok売れ」という言葉生まれるほどプラットフォームとして勢いのあるTikTok

今回はそのTikTok広告の特徴を紹介していきます。

 

TikTokとは

ショート動画が主体のSNSです。2022年4月現在、全世界の10億人以上のユーザー、日本では1,690万人以上となっております。

隙間時間でショート動画を楽しむことができ、特に日本においては10代20代がメインユーザーだそうです。

 

参考:【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,Twitter,Instagram,YouTube,LINE,TikTok)

 

TikTokの特徴

①エンゲージメントが高い

ながら見が少なく、動画視聴への意識が高いため、「いいね・シェア・コメント」がつきやすい仕組みになっています。

 

②動画のレコメンド精度が高い

①の仕組みをレコメンドにも生かしており、ユーザーが閲覧した動画内容や上記エンゲージメントを元に最適なコンテンツを提供していると言われているようです。自分の興味や嗜好とマッチする動画が永遠に流れてくるので飽きずにずっと見てしまうのが特徴です。

 

③動画制作が簡単にできる

動画のテンプレが非常に多くあるため、誰でも簡単に動画の編集加工が可能です。

動画編集というとハードルが高いイメージを持たれるかもしれませんが、既にテンプレが準備されているので、気軽に投稿できます。

 

TikTok広告の概要

■広告配信の目的

ブランド認知:リーチ

購買意向:トラフィック・アプリインストール・動画視聴

コンバージョン:コンバージョン

 

■配信先

TikTok:主にインフィード面に配信されます

Buzz Video:TikTok同様にByteDance社が提供しているプラットフォーム

Pangle:様々なジャンルのアプリに広告配信できるモバイル広告プラットフォーム

 

■ターゲティング

ユーザー属性:年齢・性別・地域・言語

通信環境:キャリア(ドコモ等)・OS等

興味関心:ファッション・スポーツ・教育・旅行

ユーザー行動:特定のジャンルのクリエイターをフォローしているユーザーや特定のカテゴリの動画に、いいねを押したユーザー

オーディエンス:サイト来訪・広告動画を●秒閲覧したユーザー・類似

 

■入札方式

インプレッション課金:設定した予算の応じてリーチを最大化

最適化インプレッション課金型:CVしそうなユーザーに優先的に配信

クリック課金型:クリックしそうなユーザーに優先的に配信

再生課金型:2秒/6秒/最後までなど再生された秒数に応じて課金

 

■入札戦略

最大入札単価:目標CPAで配信調整

最小単価入札:予算内で最も低い単価でクリックやCVを最大化する運用

入札上限:目標CPAを上回らないような運用

 

TikTok広告で成果を出すポイント

・1広告セット週に50CV溜まるような構成にする

細かく広告セットを分けすぎると機械学習がうまく働かず最適化されません。

そのため1広告セット週に50CV溜まるようなアカウント構成にしましょう。

 

・ターゲティングは広めに設定する

ターゲティングを狭めすぎると表示回数が減少し最適化もかかりづらくなります。

ターゲティングは広めに設定し、機械学習が促進されやすいような設定で配信しましょう。

 

・クリエイティブを定期的に入れ替える

定期的にクリエイティブを入れ替えないとCTR/CVRは徐々に低下する可能性があります。できれば週に1回は入れ替えを行い常にユーザーが飽きないようなクリエイティブで配信しましょう。

 

 

ピンタレスト広告の特徴まとめ

今回は日本でも6月からついに広告配信可能になったピンタレスト広告について解説していきたいと思います。

 

ピンタレストとはインテリア・ファッションのアイデア発見ツール

ピンタレストはインスタと同じようにユーザーが気に入った画像や動画が数多く掲載されており、投稿自体を「ピン」と表現されています。。インスタと異なるのは検索性です。検索キーワードはもちろん、優れた画像解析により特定の画像に近しい類似投稿を自動的に表示してくれます。そのため、自分が気に入った投稿が自動的にたくさんホーム画面に並ぶ仕組みになっており、インテリアやファッションのアイデア発見ツールと呼ばれています。

 

日本におけるアクティブユーザー数は約870万人

FacebookTwitter、インスタには劣るものの、着実にユーザー数は増えており、今後の成長率も期待できるでしょう。

コロナ禍に「Pinterest」が急成長した理由--前年比で利用者1.6倍、料理レシピ探しにも - CNET Japan

 

ピンタレストの上位検索の 97% が一般キーワードで検索されている

下記記事では以下のように記載されています。

これまでは私たちは気になる情報があればGoogleなどの検索エンジンで検索するのが一般的でしたが、今後はピンタレストで検索することが増える可能性も十分にあります。詳細は後述しますが、例えば特定のキーワードで検索したユーザーに広告配信が可能なので、クリック率・獲得率も一定期待できそうです。

また、 Pinterest が企業にとって効果的なプラットフォームである理由は、何かを購入しようとしている一方で、購入先のブランドをまだ決めていないユーザーにアプローチできる点にあります。実際に、Pinterest の上位検索の 97% がブランド指定のない 2~3 語のキーワード(例「スニーカー 白 メンズ」など)となっており、ユーザーの大部分は検索の際に特定のブランドの名前を入力していません。つまりPinterest は、購入の意思がある一方で購入先までは決めていない潜在顧客と、ブランドがより効率的に出会うことができる、数少ないプラットフォームのひとつと言えます。

Pinterest が日本で広告事業を開始。また Shopify とのパートナーシップも拡大いたします。|ピンタレスト・ジャパン合同会社のプレスリリース

 

ピンタレスト広告の特徴

■キャンペーン目的

認知:ブランド認知度・動画視聴回数

比較検討:検討促進

コンバージョン:コンバージョン数・カタログ販売

 

■クリエイティブの種類

画像:1枚の静止画で表示される

ルーセル:複数の静止画を組み合わせて作成しスワイプ形式で表示される

動画:1つの動画が表示される

コレクション:Facebookと同様に上部にメイン画像1枚、その下に画像を3枚配置できる

ショッピングアド:データフィードを活用した広告フォーマット

 

■ターゲティング

オーディエンス:サイト訪問ユーザーや顧客リスト、類似ユーザー

インタレスト:特定のトピックに興味があるユーザー

キーワード:特定のキーワードで検索したことがあるユーザー

属性:「性別」「年齢」「場所」「言語」「デバイス」等を指定

プレースメント:ホームフィード、検索結果など広告表示場所を指定

 

まだローンチされたばかりなので、広告配信の機械学習の精度は高くないですが、出稿する広告主が少ない今CPMやCPCは低い可能性があります。ぜひチャレンジしてみましょう。

 

 

 

アフィリエイト広告で成果を出す方法

今回はポイントサイトなどのアフィリエイトメディアで成果を上げる方法をお伝えします。

アフィリエイトメディアは幅広く存在してます。

有名なサイトでいうと楽天リーベイツ、LINEショッピング、ハピタスなどです。そのサイト経由で自社の商品を購入するとユーザーにポイント還元されます。

結論、そのようなアフィリエイトメディアでより売上を上げる方法は以下3つです。

 

①:アフィリエイトメディアへ支払う報酬率を上げることで、そのサイト内の目立つ位置に自社の広告を出稿してもらう。

②:①と重複しますが、自社のセール期間にアフィリエイトメディアへ支払う報酬率を上げる。

アフィリエイトメディアが開催するポイント還元キャンペーンに参加する。

アフィリエイトメディア向けのメルマガなどオプション施策の実施

 

それぞれ詳細に解説していきます。

 

①:アフィリエイトメディアへ支払う報酬率を上げることで、そのサイト内の目立つ位置に自社の広告を出稿する。

アフィリエイトメディアとしては報酬率が高いサイトへユーザーを送客したほうが自社の売上も上がりやすくなります。そのためサイト内で目立つ位置にある広告枠は報酬率が高いケースが多いです。報酬率を上げることで、このような広告枠に出稿することができるため、アフィリエイト開始数カ月はそのアフィリエイトメディア内で認知を上げるためにもこのような広告枠に出稿すると良いでしょう。

 

②:①と重複しますが、自社のセール期間にアフィリエイトメディアへ支払う報酬率を上げる。

セールによりユーザーの購買意欲が高まるタイミングで報酬率を上げる施策は鉄板です。通常よりも商品が安く購入できるのに加えて、ポイント還元率も高くなるためユーザーとしては非常にお得になります。

 

アフィリエイトメディアが開催するポイント還元キャンペーンに参加する。

メディアによっては週末などの特定の期間にユーザー向けのポイント還元キャンペーンを実施してます。キャンペーン期間中は報酬率を上げる必要がありますが、このようなキャンペーン都度参加することがそのメディア内での自社サービスの認知/流入/売上拡大に少しずつ影響を与えるので、地道ですが継続的に参加していきましょう。

 

アフィリエイトメディア向けのメルマガなどオプション施策の実施

アフィリエイトASP会社によっては、メディア向けに有料でメルマガを配信できるオプションがあります。大規模なプロモーションやセールの際にはそのような有料オプションを活用して新規ユーザーに告知するのも有効です。

 

いかがでしょうか?

アフィリエイト広告は運用型広告と異なり広告の露出をコントロールできない分、地道な報酬率upやキャンペーンを継続的に実施することが非常に重要です。

日々コツコツチャレンジしていきましょう。