TikTok広告の特徴紹介
「TikTok売れ」という言葉生まれるほどプラットフォームとして勢いのあるTikTok。
今回はそのTikTok広告の特徴を紹介していきます。
TikTokとは
ショート動画が主体のSNSです。2022年4月現在、全世界の10億人以上のユーザー、日本では1,690万人以上となっております。
隙間時間でショート動画を楽しむことができ、特に日本においては10代20代がメインユーザーだそうです。
参考:【最新Excel配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,Twitter,Instagram,YouTube,LINE,TikTok)
TikTokの特徴
①エンゲージメントが高い
ながら見が少なく、動画視聴への意識が高いため、「いいね・シェア・コメント」がつきやすい仕組みになっています。
②動画のレコメンド精度が高い
①の仕組みをレコメンドにも生かしており、ユーザーが閲覧した動画内容や上記エンゲージメントを元に最適なコンテンツを提供していると言われているようです。自分の興味や嗜好とマッチする動画が永遠に流れてくるので飽きずにずっと見てしまうのが特徴です。
③動画制作が簡単にできる
動画のテンプレが非常に多くあるため、誰でも簡単に動画の編集加工が可能です。
動画編集というとハードルが高いイメージを持たれるかもしれませんが、既にテンプレが準備されているので、気軽に投稿できます。
TikTok広告の概要
■広告配信の目的
ブランド認知:リーチ
購買意向:トラフィック・アプリインストール・動画視聴
コンバージョン:コンバージョン
■配信先
TikTok:主にインフィード面に配信されます
Buzz Video:TikTok同様にByteDance社が提供しているプラットフォーム
Pangle:様々なジャンルのアプリに広告配信できるモバイル広告プラットフォーム
■ターゲティング
ユーザー属性:年齢・性別・地域・言語
通信環境:キャリア(ドコモ等)・OS等
興味関心:ファッション・スポーツ・教育・旅行
ユーザー行動:特定のジャンルのクリエイターをフォローしているユーザーや特定のカテゴリの動画に、いいねを押したユーザー
オーディエンス:サイト来訪・広告動画を●秒閲覧したユーザー・類似
■入札方式
インプレッション課金:設定した予算の応じてリーチを最大化
最適化インプレッション課金型:CVしそうなユーザーに優先的に配信
クリック課金型:クリックしそうなユーザーに優先的に配信
再生課金型:2秒/6秒/最後までなど再生された秒数に応じて課金
■入札戦略
最大入札単価:目標CPAで配信調整
最小単価入札:予算内で最も低い単価でクリックやCVを最大化する運用
入札上限:目標CPAを上回らないような運用
■TikTok広告で成果を出すポイント
・1広告セット週に50CV溜まるような構成にする
細かく広告セットを分けすぎると機械学習がうまく働かず最適化されません。
そのため1広告セット週に50CV溜まるようなアカウント構成にしましょう。
・ターゲティングは広めに設定する
ターゲティングを狭めすぎると表示回数が減少し最適化もかかりづらくなります。
ターゲティングは広めに設定し、機械学習が促進されやすいような設定で配信しましょう。
・クリエイティブを定期的に入れ替える
定期的にクリエイティブを入れ替えないとCTR/CVRは徐々に低下する可能性があります。できれば週に1回は入れ替えを行い常にユーザーが飽きないようなクリエイティブで配信しましょう。